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マリア通信 Vol.6 物に宿るエネルギー

 

 

こんにちは。マリアです。

 

今日は物とエネルギーのお話です。
 
個人的な話になりますが、6月の始めに父が1人で住む、茅ヶ崎の実家に引越しをしました。
 
実家は、私が幼い頃から3回ほど引越しをしていて、引越しのたびに荷物を処分していたつもりでしたが、今の家でも昨年夏に母が亡くなるまで「昭和ヒトケタ」の2人は溢れるほどの荷物達に囲まれながら暮らしていました。
 
父と暮らすにあたり、最低でも部屋を2つ確保しなければいけなかったのですが、
長年荷物置き場として使い、床がほとんど見えていなかったひと部屋にどうしても手をつけられずにいましたが、必要に迫られていよいよ片付けを始めることになりました。
 
気合いを入れて部屋に入り、手前に置かれているものから1つ1つ開けては中身を確認していきます。
 
心配そうに側にいる父親に、
「これは何?誰の?使うの?捨ててもいいの?」
 
と、確認していきます。
 
父の答えは大抵、
「それはまだ使う」です。
 
私は、自分が亡くなる時には段ボール一箱だけ。というのが目標なくらいの「捨て魔」ですので、
この父の「まだ使う」の返答にはてなマークがいっぱいです。
 
昨年亡くなった母の洋服。
その昔に飲食店を経営していた頃の食器類や座布団。
たこ焼き器やホットプレート、卓上コンロ3個にボンベ。
扇風機、ファンヒーター
父のスーツに冬物の厚手のダウンジャケット
野球部が使うような大きなやかん(笑)や、引出物でいただいた箱に入ったままの大皿や来客用のコーヒーカップ、新品のタオルセット
 
私が着ていた!!幼稚園の制服(笑)
 
なぜいまさらこんな大きなやかんをまだ使うと言い張るのか、
サイズの合わない古臭いデザインの母のスカートを取っておくと言うのか理解できないまま
 
捨てるつもりの私と、残すつもりの父親とで
「いらないよね」
「いや、使う」
 
という問答を何十回と繰り返し、結局父親の意見が無視される代わりに
大量のビニール袋の山が玄関先に集まりました。
 
そして。
クローゼットの一番奥の、一番下に置かれた最後の一箱になりました。
 
開けてみると
箱の中には、戦後すぐに手離したと聞いていた土地の売買の記録や図面、私の祖母(母の母)が亡くなった時に支払った多額の相続税の明細、経営していた店の帳簿、大量の領収書
 
母が若い頃に次々と亡くなった、母の姉妹達の予防接種の控えまで、ビニールで丁寧に包まれて、その当時のままにしまわれていました。
 
知らない私から見ればただの紙切れなのですが、そこには姉妹を亡くした母の悲しみや寂しさ、失ったお金への執着、後悔や自責の念、当たりどころのない怒りなど、母の人生の思い全てがそのまま残っているように感じました。
 
つい最近、読んだある方のメルマガでも
怒りの種を集めて用意していた書類の束を、燃やした時に、めらめらと火柱が立ち、燃え切ったカスにお塩をドサッと盛った時に、すーっと、怒りが消え失せるのを感じました。
という一節があり、
 
人の思いやエネルギーは、間違いなく物に宿るのだなと感じています。
 
母の悲しみと怒りでいっぱいだった書類を、父と2人で1枚1枚破りながら
「もう過去は振り返らないで、これからは前だけを見て生きて行こう」という言葉が自然にあふれてきました。
 
物が無くなった部屋は、明らかに空気が変わりました。
 
その夜、仏壇に飾ってある母の遺影を見た時に、なぜかまだ母がこの世にいるような気がして、今回ような特定の強い思いが残る書類とか物があるうちは、人はうまく成仏できないのではないかと思いました。
 
父との残り少ない時間を大切にしながら、
父の荷物ももう少し減らさなければと密かに企む私です。
 
この大量の荷物整理の体験から、
 
過去の特定の結果に執着するような物
 
例えば、
別れた異性との思い出
過去の給料明細
高かったという理由だけで手放せないもの
着なくなった洋服や靴、ブランドのバッグ
読まない本
など、
 
お片づけで有名な「こんまりさん」風に言えば
 
ときめかないものは、自分のエネルギーを吸い取り足にからみつき、前に進ませないようにしますので、とにかく処分したり売りにだしたりして新しい空間とエネルギーを確保することをオススメします。
 
聖書には
許すことが最大の復讐であると書いてあるそうです。
 
人生には、
あきらめること。
許すこと。
あえて手放すこと。
 
こだわらないことや執着しないことが本当に重要なのではないかと、この年齢になって改めて感じるようになっています。
 
セッションでは、過去世だけでなく、今のあなたに必要な簡単なアドバイスをお伝えすることもあります
 
毎週、金曜日と土曜日にサロンでお待ちしております。